イノベーションが世界を変える

 そう、イノベーションは世界を変えるのです。
 いや、世界を変えるものこそをイノベーションと呼びたい。
 そんなイノベーションに惹かれて会社をつくりました。
 まだまだ、イノベーションの解明、活用は道半ばですが、日々高めていきます。 
 イノベーションは「発明」×「普及」です。例え、発明されてもそれが真に良いものでなければ、世界を変えるまでは普及しません。麻薬や悪徳商法といった普及して欲しくない発明が普及している例もありますが、そういったものこそ、新たなイノベーションで変えていくべき対象です。 製品・サービスだけではなく、それを用いて社会をどう変えるかまでを示す。モノからコトへ価値提供の中心が移ってきている中、個人としてではなく社会を消費者としてとらえる事が重要です。
 さて、真に良いものとは何か?、善悪の価値観は人や社会により異なり議論は尽きませんが、敢えて言うなら、共通善に根ざしているかどうかが唯一の基準ではないでしょうか。
 共通善は企業においては社会的意義と置き換えた方が考え易くなります。何のために事業を起こしたのか?社会に対してどう貢献するのか?こうした大上段な問いに答えていくことで、自社が取り組むべきテーマが見つかります。
 イノベーションにより新たな事業や商品を生み出していく事は、多くの企業で最重要課題と位置付けられています。クライアントからの相談を大別すると、「新規事業を起こしたい!」、「○○な業界に参入したい!」に分けられます。
 後者の場合は○○(例えばクリーンエネルギー)というテーマへの思いを確認し、なぜ自社がクリーンエネルギーに取り組むのかというテーマとのマッチングから議論を始めます。その過程で自社を活かすポイントや新たなテーマが見つかる事もありますが、「私たちはクリーンエネルギー事業に取組みます。なぜならば・・・」を言葉に落せさえすれば、後は実行あるのみです。もちろん、この実行は一筋縄でいくものではなく、多くの起業家ストーリーに描かれているようなエキサイティングな世界が待ち構えています。
 悩ましいのは前者の場合です。基本的には、「市場を変える、提供価値を変える、ビジネスモデルを変える」の組合せで選択肢をつくりますが、最初の拠り所とするのは自社のビジョンです。こう在りたいという姿に合致したものでなければ、「なぜ自社が?」の問いには答えられません。
 また、テーマの選択には決まった方法はありません。議論を重ねる事で理解は深まりますが、最後は決断です。どんなに判断材料を集めても答えが見える訳ではありません。
 唯一の方法があるとすれば、
 下した決断に対して、
 「それが、本当にやりたいこと?」と問いかける事でしょうか。
 そして、それに続けるとすれば、
 「それで、世界は変えられる?」と問いを重ねることです。


 この二つの問いにYesと言えるならば、やってみるべきです。 
 Yesと言えた事をチャンスととらえるべきです。
 現実には、ここまで辿り着けない方が多いのですから。
 ちょっと大上段ですが、 
 「それで、世界は変えられる?」
 そんな問いかけが自然にされる様な場をつくって行きたいです。 
 共感してもらえますか?
Written by Tatsuya Yamada on 2012-06-09