イノベーションはそれに取り組む人の心も豊かにする

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年でINDEE Japanを立ち上げて3年目を迎えることとなりました。年初だからこそ少し、ウェットで暑苦しい思いを綴ってみたいと思います。少しばかりおつきあいいただければうれしいです。
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昨年の六本木hIllbrakefastのピッチでも語らせていただいたことでもあるが、自分自身の人生を振り返ると特に”幸せ感”を大切にしながらもがいてきたと思う。だからこそ今というアラフォー世代という折り返し地点までの人生において自信を持って言えることがある。
人は成長の努力を止めなければ幸せであり続けられる
ということである。成長の努力とは、新しい事へのチャレンジである。常に前を向いて、過去にとらわれず前進しつづけることである。我々はこの過程を通して、見たことのない景色や多くの人に出会い様々な刺激を受けることができる。当然、困難にぶつかったり挫折を感じることもある。当然不満や愚痴も一杯でてくる。しかし、これらの経験がすべて学習であり、自分自身の”成長”に繋がっていく。こうした成長の喜びだけでなく、このプロセスに入れば、日々の行動が目的の実現と紐付いたものになり、余計なことも考えなくなる。つまり無駄と感じる時間を過ごすことが少なくなる。これは精神安定上極めて好ましい状態だからこそストレスも少ない。つまり、チャレンジし続けられるテーマがありさえすれば、人って幸せを感じられるというのが現段階での自分の中での結論である(テーマがなかなか見つからないという課題についてはまた別途取り上げます)。
さらにこのチャレンジという行為は自分一人の中で完結するものではない。価値あるゴールに向かって真っ直ぐに突き進んでいれば、それをおもしろがってくれる人も集まってくるし、それによって一人ではできないようなことができるようになる。これって人間が社会的な動物であるという前提に立てば、至極必然的な流れだし・・・世の中ってそんな単純な原理で成り立っているとでもある。この真実は、チームで何か目標に向かって達成したことのある人達には共通に実感したことのあるある意味、人間の力の可能性としての奇跡的な現象である。
事を成し遂げるためにはこの原理原則の力を借りるのが最もパワフル
一方、世の中にはこの真実に気づきにくく、複雑に見せようとする人間の性としての論理が存在する。それが既得権益や資本主義の論理の力。政治やマスコミ、伝統や業界のしがらみ、そしてマーケティングという名のプロモーションから生じる情報コントロールである。これはあくまで人間のエゴや欲望が作った世界であり、それらは意図して繰り返し発信される情報であるために、いつの間にか真実のように思えてくる。誰もが画一化された目標を目指さなければならない気がしてしまう。
でもこれって別に今の時代に始まったことではないし、現在はITテクノロジーによってむしろ薄まりつつある流れでもある。言い換えると一人一人が、真実を知り自らの意思に向き合う事ができれば自由に幸せを手に入れられる時代になりつつあると考えている。そう先進国においては、ようやく幸せになるかどうかの選択肢が個人に委ねられる時代になったと言える。
話は少し変わるが私は性善説を信じている人間である。これは性悪を否定しているわけではなく、性悪に見える根源は、悪ではなく弱の結果だと思っている。言い換えると、
人は性善であるが性弱でもある
だからこそ性弱の側面が強く出た場合に性悪が現れる。そう考えた方が”幸せになれると思っているからこそこの前提を大切にしている。世の中を俯瞰して視座を上げれば上げるほど”悪”を定義するのことが難しくなる。誰もが悪を目指しているわけではない。弱だからこそ悪を利用せざるを得ない。そう考えると世の中の情報の真偽が、より一掃明確に見えてくるのではないだろうか?それは人の弱さから発せされている情報か?人の強さから発せられている情報か?という情報フィルターを持つことである。
人は自分自身の成長を通して幸せになれる
“イノベーション”とは人が成長するためのチャレンジである。人類は様々なイノベーションを通して、物質的だけでなく心も豊かになってきている。それがINDEE Japanを設立したときの自分自身の”イノベーション”に対する思いであり期待である。この思いはこの2年を通してより強くなっている。まだまだ今の自分には多くの人を幸せにできるような力は十分ない。でも残された人生日々成長へのチャレンジを続けていれば、必ず自らが目指す場所に到達できると信じている。みなさん今年もチャレンジしていきましょう!
Written by Tatsuro Tsushima on 2014-01-07