矛盾と闘う

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先日行われたAKBの総選挙でのたかみなこと高橋みなみの感動的なスピーチを聞きましたか?たまにはミーハーなネタに乗っかって彼女の名言「矛盾と闘うこと」について考えてみたいと思います。


そもそもこのエントリーを書こうと思ったのは、腰が重いのに走っていたという矛盾の最中です(笑)




だっておかしいじゃないですか、足が生まれつき速いから走るとか、大企業にはお金や優秀な人材が沢山いるから大きなビジネスができるとか。当たり前すぎます。

秋元康さんがスゴイのは、決してもっとも美人で歌がうまい人を集めたわけではないのに(失礼)、応援されるアイドルを生み出したということなんですよね。他にも巧みなビジネスモデルを構築していたり、ウケる曲づくりをしていたりという点もあるんですけど、

 美人 → 売れる
という当たり前の公式から抜けて
 美人ではない → 売れる
という矛盾を解決したからだと思うんです。

この矛盾を克服して実際に新たな境地を生み出すことがイノベーションだと思うんですよね。

それまでは巨大な企業にしか買うことのできなかったコンピュータを個人レベルで使えるようにしたパソコンや、そのパソコンやスマホからあらゆるものが買えるようになったネット通販もいろんな人の矛盾を解決しました。逆に矛盾に気づかず、大型コンピュータをもっと大きく偉大なものにしようとしていた企業はいずれ勢いを失ってしまいました。

このようなイノベーションの多くは、資源や能力が十分にある大企業ではなく、その矛盾と闘おうとしたイノベーターが生み出したものです。また、大企業から生み出すことのできた数少ないイノベーションは、大企業の論理との闘いにも勝った結果です。

現在、私たちは先人たちの偉大なるイノベーションをフル活用できる時代にいます。つまり、矛盾と闘うための道具は増えているように感じます。するとなお、「矛盾と闘う」人たちは元気になり、「矛盾に気づかない」人たちの元気がなくなっていくスピードが速くなりそうです。



決してAKBやたかみなを応援しているわけではないですが… 矛盾へのチャレンジは引き続きやっていきます。

Written by Shingo Tsuda on 2015-06-07