自転車に乗ることと、乗っている自転車を操縦すること

自転車に初めて乗るとき、計画は立てたでしょうか?
PDCAを回したでしょうか?その計画を両親にレビューしてもらったでしょうか?
目標を時速15kmなどと定量的に示しましたか?

 

目標はただ一つ。乗れるようになるだけ。

一方で、乗っている自転車を操縦し、毎日20km先の学校に遅刻せずに行かないといけないとしたら(再現性)?あるいは、なるべく寝坊できるように、短時間で学校に行くには(効率性)?
その場合は、ちゃんと地図を見て、計画を立て、ペースもコントロールしないといけないでしょう。親にその経路を見てもらえば、交通量の多い道や危ない道について教えてくれるかもしれません。

乗っている自転車を目的地まで操縦するための技術と、初めて自転車に乗る技術を混同してしまってはいけません。自転車を漕いだことがない人に地図は不要なのです。

イノベーションや新規事業の立ち上げ方には数多くの情報があります。一定の法則があって、あたかもシステマティックな手法に沿って実行すれば成功するかのような印象を持たれる方が増えてきたように感じます。しかし、これらの手法は自転車で言うと、補助輪付き自転車やストライダーのようなものです。
どのような段階を踏めば、自転車で自立することができるのか?どのようなバランスの取り方、筋肉の使い方をするのか?
そして大事なのが、怪我をしない転び方。
それよりももっともっと意味があるのが、自転車を好きになれるかどうか。ストライダーが大好きなら、自転車はもっと好きになるはずです。

リーンスタートアップ、JOBSメソッド、ファーストマイル・ツールキット。これらの手法は大怪我をせず、ビジネスの喜びを最大限にする道具です。

 

 

4コママンガ:瀬川秀樹さん作

Written by Shingo Tsuda on 2018-06-21

KLI (Key Learning Indicator)を設定しよう

以前書いたように、イノベーションとは「何か異なるやり方で、インパクトのある価値を生み出すこと」です。

インパクトのある価値が生まれるかどうかは、やってみなければ分からないので、重要なのは異なるやり方を試すことです。(実はイノベーションの世界もいろいろ研究されてきており、成功確率をあげる方法はいろいろとありますが)やらないと、インパクトを生むことはできません。

異なるやり方って何なんだ!と思われた方へ、

平たく言うと「慣れていないことへの挑戦」です。

自戒を込めてなのですが、慣れていないことをやるのは誰でも嫌なものですよね。

しかも、イノベーションの世界は不確実性が高いので、頑張ってやったとしても成果が上がるかは分かりません。

かといって、慣れていないことに挑戦しなければ(やり方を変えなければ)、得られる結果は従来と同じです。

「Innovate or Die …」

「やらなければならない・・・」という空気はしだいに現実味を帯びて、様々な業界を侵食しています。

とはいえ、一般的な願望としては、「なるべく楽して儲けたい」ですよね。

「楽して・・・」というと反論もあるかと思いますが、ドMの人は別として、なるべく効率的にビジネスを進めたい誰しも思うのではないでしょうか。

成熟した大企業でイノベーションを起こすにはどうすればよいのか?

危機感の醸成、啓蒙、トレーニング等、人材に働きかけるソフトな取り組みはいろいろありますが、制度として行動を促し、方向性を示すものも必要です。

既存事業と新規事業のKPI

すでに行なっている既存事業であれば、今期の売り上げのようにKGI(Key Goal Indicator)を設定し、顧客の訪問数、提案に至った回数、受注件数をKPI(Key Performance Indicator)にするという具合に、KPIの設定はイメージしやすいものとなります。

しかし、イノベーションではこうは行きません。新製品の投入率、戦略的な特許の取得件数、イノベーションパイプライン強度(イノベーションプロジェクト数 x 将来の収益の見込み)といったものもありますが、定量的とは言い難いですし、何より人の行動を促すという点で不十分と言わざるを得ません。

KLIとは何か?

では、どうすれば良いか?

お勧めしたいイノベーションのKPIは、ずばり!どれだけ学習したかです。

イノベーションの実行が難しいのは、不確実性が大きいからです。

プロジェクトの先行きは見えないし、顧客が買ってくれるかどうかも不明。さらに、思いがけないコストが乗っかってくる可能性もありますし、仕入先の品質も安定していないこともよく起こります。

そのように数多く存在する不確実性が減少することがイノベーションプロジェクトの進捗といってもよいでしょう。

したがって、新規事業のKLIとして、未知数として知らないことや、仮説に過ぎなくて不確実なことが減っているかどうかを計測してはどうでしょうか。

「ザ・ファーストマイル」には、2つの重要なツールが紹介されています。

一つは、仮説を重要度によって分類する方法です。これは、仮説(つまり、いずれ学ばないといけないこと)の重要性と確信度から、仮説検証の優先順位を決めるツールです。

もう一つは、確実性の遷移表です。事業の確実性(もしくは不確実性)を測り、事業として進捗している度合いを見る方法です。

この2つのツールを参考にKLIを設計してみてはどうでしょう。

勉強と学習

最後に、学習と勉強の違いに触れておきましょう。

これまで「学習」という言葉を選んで使っています。

しばしば「知る」こと「勉強」することと混同されていますので、説明します。

「勉強」は事実の確認に過ぎないが、「学習」には再現性を求める。

例えば、「火を触るとヤケドをする」と知ることと、「ヤケドをしない所作」を学ぶことは違います。

KLIというと、ついつい分厚いレポートをたくさん読みたくなりますが、それは入り口にしか過ぎません。

  • この業界はこうなっている (勉強)

  • この業界ではこうすれば売れる (学習)

この2つの表現を見てわかるように、勉強はあくまでも過去の事実やその仮説でしかありません。それに対して、学習は検証された仮説です。

このように、学習の観点を加えてイノベーションプロジェクトを進めてみましょう。

Written by Tatsuya Yamada on 2016-11-09

使える英語と使えるビジネスモデルキャンバスの共通点


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先日、高校生の娘と雑談していたときのことです。
英語で人狼(村人に紛れて潜む人狼を推理するカードゲーム)をやったら、英語力が高まるんじゃないかというような話をしてました。
(実際にやったらみんな無言になり、ゲームの面白さは損なわれるだろうけど。)
強調構文で『あの人こそが人狼だ。』ってどういうの?」と娘は尋ねました。
強調構文??」娘が何を言いたいのか、まったくわからなかった私は聞き返しました。
私はアメリカ育ちということもあり、英語でしゃべることには全く抵抗はないが、英文法、特に日本で教えているような文法用語にはめっぽう弱いのです。
とはいえ、あまり役立たずな姿をこれ以上見せたくない私は気を取り直し、娘に尋ねました。
「強調構文っていうのはわからないけど、例文を挙げてみて。」
すると、“It was her that took the pen.”
というような例を挙げました。
なるほど!
やっと意味がわかった私は、”It was him, who was the JINRO.”(本当はwerewolfと言うらしい)と正解例を示すことができたのです。
おまけに、アドバイスとして「文法だけでなく、例文をたくさん知っておくといいよ。最悪文法知らなくても言葉をさっきみたいに置き換えれば使えるから。」と付け加えました。
このやりとりをしていて、ふと気づいたことがあります。
それは、ビジネスモデルキャンバスや、JOBSメソッド、新規事業のプロセスなどのフレームワークについて感じる違和感とも近いな、というものです。
フレームワークを知ることと、使えることの間には大きなギャップがある
ビジネスモデルキャンバスの9つの箱は英文法でいうと「構文」と同じです。主語はCS顧客セグメントで、述語はVP価値提案・・・なんていう具合です。という風に考えていくと、「使える」ビジネスモデルというのは、箱を埋めるためのボキャブラリーがないと作れないことがわかります。構文の代表例文と、単語をたくさん知っていると言いたいことが色々言えるようになるのと同じで、いくつかの代表的なビジネスモデルの事例を知って、その派生系のビジネスを色々知っておくと、自分たちがやりたいビジネスをビジネスモデル化しやすいわけです。
そうそう、英語でも言いたいことがさえはっきりしてれば、文法めちゃめちゃでも何とか伝わるのと同じで、ビジネスモデルがぐちゃぐちゃでも、解決したい課題がはっきりしていれば、一人のお客さんをきっかけにビジネスが広がる可能性があります。
1つ誤解を避けたいのは、決して「文法」を否定しているつもりはないってことです。なぜなら、文法があることによって「ああ、中国語と英語って語順は一緒なのね」とか、「イタリア語とフランス語って近いのね」とか、俯瞰して理解することができます。だからといって喋れるようにはならないよ、ということです。英文法は完璧なんだけど、実際に英語を使ったことがないと、いざというときに使えないのと同じです。
つまり、成功するビジネスモデルの特徴を抽出したり、時代とともにどんなビジネスモデルの変数が増えてきているのか、とかは大括りでどんな事業に投資するのか、全体としてイノベーションをどうマネジメントするのかには役立ちます。イノベーション・マネジメントには各種フレームワークをぜひ活用してください。
逆に、実務家にとってみれば、リスニングとスピーキングを重視するのが早道なのと同じで、フレームワークよりも先に荒削りでもいいから「やってみる」「やらせてみる」ではないでしょうか。
Written by Shingo Tsuda on 2016-03-09

思考の枠を切り替える

「完成系を描く、実現手段を考える」これでは、完成系を描ききれないものには挑戦出来ない。「完成系の仮説を立てる、実現手段を絵にしてみる、そして顧客に提案して学習する」これが新しい価値を生み出すためのアプローチだ。

新しい価値を生み出したい。新商品・サービスを立ち上げたい。本気でそう思いこのアプローチを頭で知識として理解したとしても、実際に行動するまでにはいくつかのハードルがある。なぜならば、こうしたアプローチは思考の枠として強烈に染み付いているからだ。強制するには自分の思考の枠を認識し切り替えて行かなければならない。これには1.枠を認識するステップ、2.外すステップ、3.戻らない様に強制するステップの3つが必要だ。

  1. 枠を認識するステップ
    • 多くの場合、そもそも自分が枠にはまっている事に気付いていない。正に枠にはまっている事が想定外なのだ。これはいつもと同じ環境で同じ人と仕事をしている限り、自分一人では気付く事はできない。唯一の方法は意識的に自分と異なる世界の人に会って深い議論をすることだ。表層的な議論では自分の枠に気付くまでは至らない。
      訓練方法:少しウザいと思われるのを覚悟して、自分の考えを相手にぶつけてみよう。人間関係を壊さない様な配慮だけは忘れずに。
  2. 枠を外すステップ
    • 誰もが枠を持っている。これがなければ、それこそ物事の認知も出来ないし、効率的に作業をこなす事もできない。枠は役立つし重要なものだ、だからこそ、外すのには抵抗があるし難しい。転校、転職をした事がある人には分かり易いと思うが、その世界に入って最初に学ぶ事は、その世界での枠を学ぶ事である。ここでいう枠は組織の理念・文化・作法といったものだ。これらを身に付けて上手に泳ぐ事ができる人ほど評価もされる。但し、新しい価値を創造して行くには、その枠が邪魔になることもある。枠を外すというのは、捨てるという事ではない、”必要な時に外せる様になる”という事だ。自分がいた世界を俯瞰してみられる事が外すという事につながる
      訓練方法:異なる常識の中で過ごしてみよう。このためだけに転校、転職するのは難しいかもしれないが、留学、留職というのは手段としてはありうる。マンションの理事長になる、PTA会長になるというのも様々な枠に触れるチャンスだ。
  3. 枠が戻らない様に強制するステップ
    • 実はこのステップが一番難しい。普段の自分の思考パターンと異なるものが求められている事に気付き、即座にいつもの枠を外し適した枠に切り替える。これは要するに自分が物事を見ている”視座”を自由自在に切り替えるという事だ。ここで視座は物事を見る立場・位置だ。視座を切り替える事をトリガーとして視野・視点をコントロールする。
      懐中電灯で地面を照らしている状態を想像して頂きたい。懐中電灯の光は円錐形に広がり地面を照らす。光の外は自分が認識出来ない世界だ。懐中電灯を上に上げると照らす範囲が広がり、そこに新しい枠が見えてくる。しかし、光が弱くなりくっきりとは見えない。そこで、手を水平に動かし、更に下へおろして行くと、枠をくっきりと捉えられる。この一連の動作を自由自在に行える様に普段から意識して動かしておく必要がある。もしあの人の立場だったら、自分はどう感じ、思うのだろう・・・。視座を切り替える為の動機付けは相手への共感に尽きるのかもしれない。
      訓練方法:自分の枠の外にある世界に関心を持とう。と言っても正直、枠の外に関心を持つのは難しい。なぜならば、枠の外になっている理由は、今の自分に内発的な関心がないからだ。沸き上がって来るものが無いままに情報をインプットして関心を持とうとしても、ただの知識になってしまう。一番は枠の外に出て、相手の世界に飛び込んでみる事だ。それでも関心が湧かなかったら別の場所を探せば良い。

訓練方法はどれも簡単ではないが、是非試して欲しい。

ところで、もし自分が枠にはまっている事を教えてくれる輪っかがあったらどうだろう!? 自分の思考のパターンにはまりそうになっている時に、正に孫悟空の”きんこじ”の様に頭を締め付けてくれたなら・・・、でも、その前に必要なのは呪文を唱えてくれる三蔵法師かもしれない。一人での訓練が難しそうだったらメンターを持とう。三蔵法師が見つからなかったら、同じ様な立場によるピアメンタリングでも良い。むしろ必要なのは導いてくれる師匠よりも、背中を押し合える仲間かもしれない。

「緊箍児」(きんこじ、別称「金剛圏」):脱走を防ぐ抑止力として頭にはめられたのがと呼ばれる輪っかである。これは「緊箍呪」という呪文をとなえることで輪が収縮し、頭が締めつけられるというもの(wikipediaより)

Written by Tatsuya Yamada on 2014-09-09

世界60ヶ国を周って分かった。コミュニケーションは先手必勝!

 学生の頃から旅行が好きで数週間、数ヶ月といろいろな国を巡った。通算62ヶ国だと思うのだが、国境が変わっている国もあり、訪問国数は数え方で多少変わる。試しに塗り絵で表現してみた。国単位なので誇張されて見えるが我ながら達成感はある。塗り絵のゲーミフィケーション効果は絶大だ!

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 実際は全ての地域を周っている訳ではないが、リピートしている国ではほとんどの主要都市を訪れている。こうして改めて見てみると空白地帯は、メルカトル図法で巨大な空白に見えるアイスランド。南米大陸の北部と中央部。東ヨーロッパ、中東。そして、ほとんどのアフリカだ。マリの世界遺産トンブクトゥやドゴンの村、マダガスカルのバオバブ街道はずっと前から宿題になっている。

 ちなみに世界の国の数はいくつ位だと思いますか?

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 世界の国の数は日本目線(日本が国家承認している)で見ると日本を含めて195ヶ国。国連加盟国では193ヶ国。こうした違いを見ると、改めて国家というモノの枠の曖昧さを感じる。余談だが日本のパスポートの威力は凄い。ほとんどの国に比較的スムーズに渡航出来る。自分の旅の三種の神器は、このパスポートとコンパスと小型のライトだ。自分の拠り所となるパスポート、方角が分かるコンパス、電気が通ってなくても行き先を示せるライトがあれば何処へでも行ける気がしている。

 さて、世界の1/3を周って気付いたコミュニケーションの極意がある。見知らぬ街、自分も少し不安を感じる様なアウエイな場所では特に押さえておきたい。

 その極意とは、

  ・挨拶

  ・笑顔

  ・関心

 の三つだ。タイトルにも書いたが、これを早い者勝ちでやる事が極意だ。正に、コミュニケーションは先手必勝。別に喧嘩をふっかける訳ではないが、ビビった方が負けだ。そして、お互いがビビった場合は、お互いに損をするLOSE/LOSEの関係になってしまうので注意が必要だ。

 例えば、見知らぬ街のバス停で現地語の案内も読めず、バスがいつ来るかも分からない。黙って列らしき人の中に紛れ込み、ガイドブックとにらめっこしていたらどうだろう。周りの人も何となく近寄りがたくなって会話も生まれない。
 一方で、ニコニコと挨拶しながら列に加わり、周りの人たちの持ち物や振舞に目を輝かせ話しかけて行ったらどうでしょう。言葉は片言でも行き先を聞かれ、ベストな行き方を教えてもらい。お互いに良い気分になれるでしょう。

 実はこの三つはファシリテーターとしてワークショップやセミナーを運営する際に、いつも心がけている事でもある。どれか一つが欠けても上手く行かない。「笑顔のない挨拶」、「関心の感じられない作り笑顔」、「挨拶ないまま本題に入る」どれも場を凍り付かせること、間違いない。

 とは言っても、これではあまりにも抽象的なので少し補足しよう。

 挨拶、おはようございます!といった決まり文句はもちろん、はい。いいえ。といった受け答えも疎かにしない方が良い。一つ一つの反応がその場のトーンをつくっていく。そして、もう一つのポイントは名前を呼ぶこと。
 名前はその人が最も耳にしている言葉の一つだ。呼びかけられると反射的に反応してしまう。また、相手への関心を示すことにも有効だ。但し、呼び間違えに注意、ナカジマさんとナカシマさん濁音か静音かにも気を付けよう。
 ちなみに全体に呼びかける時は「皆さんは」を使えば良い。「単にどうですか?」と言うのと、「皆さんは、どう考えますか?」というのでは大分違う。自然と語尾も変わってくる。

 笑顔、これは訓練で大分変わる。一番良い訓練は写真やビデオ撮影だ。多少心得のある友人に協力してもらって、笑顔の練習をしよう。ダメなら自撮りでも良い。どうすれば自然な笑顔になるか、自分らしい笑顔を発見しよう。もちろん、心がこもっていない笑顔は見抜かれるが、心を込めても笑顔に表すのが苦手な人もいる。心が直ぐに表れる様になるためには表情の筋トレが必要だ。

 関心、ここには大きく二つの関心がある。相手自身への関心と相手の意見や思いに対する関心だ。通常人が集まって話しをする時には、集まった理由となるテーマとそのテーマに対する参加者の意見や思いと背景となる参加者自身の事情がある。実はこの事情を汲み取ろうとするというのが、ここでいう関心だ。深入りしすぎると決めるものも決められなくなるかもしれないが、ここをなくしては関係性は築けないし、議論は深まらない。

 ここであげた3つはスキルというより行動特性だ。つまり、時間はかかるかもしれないが、習慣化さえすれば誰でも身につけることが出来る。一方で、ベテランだとしてもサボればたちまち衰えてくる。いずれにせよ努力は必要だが、得られるものは間違いなく大きい。また、ファシリテーター自身のアイスブレイク(気持ちの整理)にもなる。参加者の緊張を解きたかったら、先ず自分がリラックスすることから始めよう。
 ちなみに、イノベーターに必要な行動特性に関してはこちらを参照して頂きたい。自己診断が出来るとともに、改善のポイントも見えてくる。

 最後に、また旅の話で恐縮だが、「旅は地球のしわが深い所を辿るのが面白い」ネパールのポカラからチトワンへ、モロッコのアトラス山脈越え、カシュガルからキルギスへの国境越え、自然環境のダイナミックな変化とともに、人々の生活も変わる。行き難い所が多いのが難点だが、見た事の無い景色の変化を是非、味わって欲しい。

Written by Tatsuya Yamada on 2014-07-14