考える戦略と考えない戦略

Written by 津田 真吾 on 2018-02-13

「もうちょっと考えた方が良いんじゃないか?」
戦略上の失敗には、ちゃんと考えようよ。と誰もが思う場面がある一方で、
「考えすぎじゃない?余計なことを考えずに行動あるのみ」
考えずに動いた方が良いというアドバイスが適切な場面も存在します。
 
なぜかな〜と考えていたところ、実は、これら2つのアドバイスにはパターンがあることを発見したのです。
まず、前者のもっと考えた方がいいケースというのは、新しいことに“取り組もう”としているときや、“変わろう”と思っている時に起きるのです。「新しいことをやらなきゃ」「変わらなきゃ」というときに、あまり考えずに過去の「クセ」で行動してしまう。意識して変えることを忘れてしまったときに「考えようよ」ってなるんです。いつも行っていることは習慣化しているので、「自動操縦」モードで従来のやり方になってしまいます。新しいことにチャレンジしようとしているとき、古い習慣に抵抗するために「考え」が必要になりますね。
 
「考えすぎ」になるのは、もうチャレンジが始まっているにも関わらず、同じモードで「考え」ばかりが先行してしまうときです。動いてみないとわからないことを考えばかりが先行してしまって、余計に動けなくなる症状のことです。この症状は「何事も深く考えないと…」という思い込みがある場合に発症しやすいように見えます。考えた結果、覚悟を決めているにも関わらず、そのまま考えっぱなしというのはもったいない。「やるやる詐欺」に陥る前に動きたいところです。
とにかく一歩踏み込んでから考える習慣は大事かなと。