「フリー素材アイドル」のMika+Rikaはビジネスモデルイノベーターなら応援したくなる双子ユニットです。
2014年から活動を開始した2人は、「イメージ」を売るアイドルでありながら写真の著作権と肖像権を「フリー」にしています。フリーにすることで、知名度・認知度を高め他の収益を得るというビジネスモデルは、CMタレント業界のフリーミアムとでも呼ぶべきアイデアを採用し活動しています。
最近ではYoutube等でライブやMVの動画をアップし、無料で視聴できるようにしているミュージシャンが多いですが、Mika+Rikaはさらに画像を編集可能にしてバナー広告やウェブサイトに使用可能にしています。
むしろユーザーが「看板」として使う素材になることに配慮して、画像のように「白看板」を持った画像を無料で提供しています。
こちらの写真は、実際に書店で販売されていたMika+Rikaの写真集です。販売といっても価格はゼロ円!限定発売を行なっていた渋谷TSUTAYAのレジでも店員がわざわざ「0円」を打ち込み、レシートも発行する徹底ぶりでした。写真集といいながら、POPに使えそうなポストカードサイズの写真が何種類か同封されていたり、まさに「広告として使ってください」という素材がたくさん含まれています。とことんフリーなやり方は、ユニークさや奇抜さばかりが目につくのですが、実はじわじわと効果をあげているようです。というのも、ソニーXPeriaのテレビCMに採用されるなど、知る人ぞ知る存在からメジャーな商品のブランディングに使われるタレントになりつつあるからです。
Mika+Rikaを初めて見たとき、その美貌に目を惹かれたのではありません(大変失礼ながら)。彼女たちが親しみやすく、好感度を持たれるべきキャラクターであることを、見た目や言葉だけでなく、「フリー」であることからも発信されていたからです。
そしてCMキャラクターとして登場する有名人が提供しているのは、まさに「誰もが知っているあの人が使っている」というイメージであることを気づかせてくれました。
つい私たちは、商品そのものだけで差別化しようとしますが、「収益モデル」も含めて工夫することがとても大事なんですよね。Mika+Rikaさんがもっと有名になったら、そんなビジネスモデルイノベーションをテレビで語る美人双子評論家になるかもしれませんね。
こちらの写真は、実際に書店で販売されていたMika+Rikaの写真集です。販売といっても価格はゼロ円!限定発売を行なっていた渋谷TSUTAYAのレジでも店員がわざわざ「0円」を打ち込み、レシートも発行する徹底ぶりでした。写真集といいながら、POPに使えそうなポストカードサイズの写真が何種類か同封されていたり、まさに「広告として使ってください」という素材がたくさん含まれています。とことんフリーなやり方は、ユニークさや奇抜さばかりが目につくのですが、実はじわじわと効果をあげているようです。というのも、ソニーXPeriaのテレビCMに採用されるなど、知る人ぞ知る存在からメジャーな商品のブランディングに使われるタレントになりつつあるからです。
Mika+Rikaを初めて見たとき、その美貌に目を惹かれたのではありません(大変失礼ながら)。彼女たちが親しみやすく、好感度を持たれるべきキャラクターであることを、見た目や言葉だけでなく、「フリー」であることからも発信されていたからです。
そしてCMキャラクターとして登場する有名人が提供しているのは、まさに「誰もが知っているあの人が使っている」というイメージであることを気づかせてくれました。
つい私たちは、商品そのものだけで差別化しようとしますが、「収益モデル」も含めて工夫することがとても大事なんですよね。Mika+Rikaさんがもっと有名になったら、そんなビジネスモデルイノベーションをテレビで語る美人双子評論家になるかもしれませんね。