2019年もスタートしました。昨年は、今年の漢字「災」に代表されるように、自然災害や暴力事件、また世界情勢も不安定となった年でしたが、今年は元号も変わることで、色々と心気一転したいところですね。環境変化の時こそイノベーションが求められる時です。今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
今回は年始ですので、自分のジョブを考える機会としてブログを使ってもらえればと考えています。
ジョブ理論では、顧客のジョブを捉える際に、J-O-B-Sのフレームワークで特定します。
J:ジョブ(人が本質的にやりたいこと)
O:目的(ジョブの解決を通して得たいこと)
B:障害(ジョブの解決を妨げている要因)
S:代替解決策(障害がある中でジョブの解決に向けてやりくりしていること)
これを使って、今年の目標をクリアにしてみましょう。
すでに目標を立てている方も多いでしょう。「今年こそは起業するぞ!」とか「なかなかモノにできていない研究テーマをカタチにする!」でも、「早起き習慣を身につける!」でもなんでもよいです。(年始に立てた目標や初詣で絵馬に書いたことなど、ありますよね)
これを一旦、ジョブとおきましょう。
*まだ目標を立てていない人は、今考えてみてくださいね。
終わったら、その目的を考えてみてください。なんで、そのジョブを解決したいんだっけ?
収入アップとか、目立ちたいとか、既得権益に一矢報いたいとか、なるべく綺麗事はなくして”ぶっちゃけ”がオススメです。
目的をクリアにし、ジョブを、より自分に”刺さる”言葉に書きかえましょう。
次に障害。そんなにやりたいならさっさとやれば良いのにやれない理由ですね。
障害は何でしょう?スキル不足?お金?アクセスが悪い?時間がない?
どれもあなたにとっては深刻な障害だと思います。
でも、本当にやりたい事であれば、障害がありながらも何らか足掻いているはずです。それはなんでしょうか。ジョブの解決に向けて少しでも近づくようにやっていること。これが代替解決策です。
事業機会発見の際は、このようにJ-O-B-Sを念頭に置きながら、観察したり、インタビューをして顧客の現状を捉え、そして代替解決策をやっているような強いジョブ(=事業機会)を見つけています。
ところで、あなたのジョブやブレーキの原因はクリアになりましたか?
現状が明らかになったところで、達成に向けた次の行動を設定し、実行しましょう。
まずは1週間以内でできる小さな行動から。
Enjoy your life!